Knight Arms

Knight Arms: The Hyblid Framer
Developer: Arsys Software Publisher: Arsys Software Platform: Sharp X68000 Released in JP: 1989 This game has unused text.

Knight Arms is a 3D first person shooter game.

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　念願叶って、国立の一流大学法学部
に合格致しました。
　まあ当然と言えば当然ですけれど。
　一応、先生にもお礼を言わせて頂き
ますわ。
　自分の教え子が一流大学に合格した
ということを心の糧になさって、これ
からも教鞭を執ることにお励みあそば
して下さいまし。
　では、失礼させて頂きます。
　オホホホ……

　大学へは、進学できましたが……
　でも、私立の二流大学では多少悔い
が残ります。
　本当のことを申しますと、国立大学
を目指していたのですが、まあ、それ
でも、進学できたのですから我慢しま
すわ。
　来年は、フランスへの転入留学を考
えていますので、その節はまたよろし
くお願い致します。
　オホホホ……

　先生に教えて頂いたこの一年の成果
が、女子短期大学への進学だなんて残
念です。
　それも多額の寄付金を積んでの裏口
入学ですからお話しになりませんわ。
　でも、これからの二年間は多くの男
性相手に思う存分遊びます。
　この私の美貌を武器にして玉の輿を
狙いますわ。
　オホホホ……

　大学に進むだけが、人生じゃない！
　短い人生を、楽しく生きなきゃウソ
だしィ。
　今は、この美貌で高級クラブのホス
テスをやってるしィ。
　こうなったのも、先生のお陰だしぃ。
　もう少し、品位が高ければ進路は変っ
たのかも知れないしィ。
　でも、今さら悔やんでもしかたない
しィ。
　今度、お店に来てよォ。
　指名してくれたらサービスしちゃうか
らァ……

　チワッ！
　私、婚約したんだよ。
　相手は、組の人で……　将来は、極
道の妻ってとこかな。
　学生時代は、勉強をしなかったから
結婚しか、幸せの道がないのよね。
　卒業してから、後悔しているんだよ。
もう少し、勉強しておけばよかったっ
てね。
　婚約したのいいけれど、これからは
ミンボーで、シノギも厳しくなりそう
なのよ。
　ミンボーのお陰で、ビンボーになっ
たら洒落にならないしね。

　目標が、一流大学への進学なんてバ
カらしいわよね。
　いくら頑張って勉強しても、先生か
らの評価が低いと推薦してもらえない
もの。
　頭を下げてまで、大学へは行きたく
ないわ。
　まあ、これからは財力にものを言わ
せて優雅に遊んでくらします。
　とりあえず、アメリカの西海岸にあ
るセカンドハウスで、楽しんでます。
　先生も、安月給を貯めて遊びに来て
ください。
　お待ちしていますので……

　先生。私、一流商社に就職できまし
た。
　やはり今時の女性たるもの、世界を
駆けめぐって仕事をしなければいけな
いと思いますの。
　その点、私は才色兼備で、キャリア
ウーマンに申し分ないでしょう。
　先生も、私のような教え子を持てて、
教師冥利に尽きるってものですわね。
　一生感謝して頂きたいわ。

　私、テレビ局に就職しまして、編成
局に籍を置いておりますの。
　自分の役職を利用して、有名な芸能
関係者をつかまえて、結婚式を自社に
中継して頂きますわ。
　そしてすぐに離婚して、女性雑誌を
騒がして、またまたすぐに有名代議士
と浮き名を流し、自伝エッセイを出版
しようかなんて考えて居りますの。
　オホホホ、夢は膨らむばかりですわ。

　なんの因果かしら。私、零細企業に
就職することになってしまいました。
　こんな筈ではなかったのですけれど。
お茶汲みとコピーばかりの毎日。
　しかも、どういう訳か、一番業績の
悪い男性と結婚してしまうかも知れな
い雰囲気で、どこで私の人生は狂って
しまったのかしら。
　こんな事があっていい筈ないわ。
　もしかして、誰かの陰謀？

　先生、お元気？
　私、アイドルとしてデビューしてか
ら絶好調ですのよ。
　出す曲、出す曲大ヒット。
　映画に主演すれば記録的な興行成績。
　まあ、当然と言えば当然ですけれど、
　それでも時々、自分の才能が恐ろし
く感じられるんです。
　先生にはこんな天才の悩みなんて想
像つかないかも知れませんけれど、機
会がありましたら、私の曲を聴いてく
ださらないかしら。ではまた……

　私のアイドルとしての地位も、最近
ようやく定着してきたなと実感して居
ります。
　でも、私の人生、本当にこれで良かっ
たのかしらって感じているのも否めな
い事実ですの。
　この溢れる美貌と才気、それをこん
な事に浪費して良いものなのかどうか
判らなくなってしまって……
　ああ、乙女の悩みは深くなるばかり。
　神様、私、あなたをお怨み申し上げ
ますわ。

　私がアイドルとしてデビューする時
の条件は、敏腕のマネージャーをつけ
て頂くことでしたのに……
　今のマネージャーは、全然ダメ。
　私の美貌と才気をなんと心得ている
のかしら。
　こんな事だから、私の人気がちっと
も上がらないんですわ。
　えっ、私の性格に問題があるんですっ
　てェ？

　あら、先生……
　実は私、ＡＶ女優になりましたの。
私の魅力で、全国の殿方を極楽の境地
へと導いて居りますのよ。
　それが、美しく生まれた女人の定め
と心に決めて日夜、一糸まとわぬ裸体
となって、上になり下になり頑張って
居りますわ。
　先生も、寂しくなった時には私の主
演ビデオでも見て、自家発電にお励み
なさい。
　きっと、イカセテさしあげますわ。

　先生、どうしたんです？
　私がＡＶ女優になったことが、そん
なに驚きですか……
　先生も、けっこうウブなんですね。
　現代において、ＡＶは欠くことので
きない職業だと自負しております。
　私たちがいなければ、世間の恵まれ
ない殿方たちのストレス解消はありえ
ません。
　どうです、先生もよかったら発散し
てみませんこと？オホホホ……

　先生。なにをジロジロ見ているんで
すか？そんなに魅力的ですか？
　それとも……　まさか、教え子に欲
情しているんじゃないでしょうね。
　ウフフフ。エッチな、お方。
　後で、ビデオでも観て、独りで頑張っ
てください。

　先生。私、結婚します。
　もちろんお相手は財閥の御曹子です。
　５カラットの婚約指輪に、シルクの
ウエディングドレス。
　結婚式はハワイで挙げますの、もち
ろん先生もご招待申し上げますわ。是
非いらして下さいね。
　あら、海外旅行は初めて？そんな方、
今だにいらしたのね、驚きだわ。

　実は私、結婚しますの。
　でも、お料理やお洗濯なんて生まれ
てから一度もしたことありませんでし
たでしょう。
それで、あわてて花嫁学校で特訓致し
ましたのよ。
　世間には、私と同じような方が沢山
いるんで、なにも出来なくてもいいん
だという自信はつきましたわ。
　そうよ、世の中なんてオホホホ……
で通じてしまうのよ。
　肝心なのは、魅力と迫力ね。

　私、結婚するんです。
　よく男の方が、結婚は人生の墓場だ
なんて申しますけれど、女にとっても
それは同じことだと思います。
　釣った魚に餌をやるバカはいないと
申しますが……
　でも、今の幸せは代えがたいんです。
ああ、幸せ。

　先生！私が留年というのはどう言う
事ですの。
　先生の仰る通り、勉強もしてきまし
たし、生活態度だってキチンとしてい
た筈ですけれど。
　とにかく、正当な理由をお聞かせ頂
くまでは私、絶対にここを動きません
ことよ。
　さあ、理由をお聞かせ下さいまし。
さあ、さあ、さあ……

　留年してしまいましたの。
　私の人生に於ける唯一の汚点になっ
てしまうことは確実ですわ。
　今まで、一点の曇りもない完璧な人
生を歩んできた私ですが、このつまづ
きによって、輝かしい未来がすべて崩
れ去って行くようで御座います。
　かくなる上は、このような結果を招
いてしまった教師にすべての責任を負っ
て頂きますわ！

　留年？悪い冗談を仰らないで下さい。
　オホホホ……あら、今日はとても良
いお天気ですわね。
　そうだわ、私お買物に行く予定だっ
たんだわ。
　ところで、言っておきますけど、決
して現実逃避に走った訳ではないんで
すのよ。
　だってそうでしょう？私が留年なん
てする筈ございませんもの。
　ええっ、本当の事ですって……

　ヘヘッ、国立の一流大学に合格した
ぜ。
　え？オレが合格したのが信じられな
いって。
　ふふ……オレの努力の成果でもある
けど、まあ、先生、あんたがいてくれ
たからってのが一番大きいよ。
　ありがとうよ。

　オレ、私立大学に合格したんだ。
　まさかこのオレが試験に合格できる
とは思わなかったけど、まあ上昇運が
めぐってきたってことかな。
　後はバッチリいい男を捜すだけだな。
　ヘヘッ、永久就職目指してイケイケ
　だぜ。

　ヘヘッ、女子短期大学進学決定。
　いつの間にそんな勉強したかって。
どうだっていいじゃないかそんなこと。
　と、喜んだのも束の間、替え玉が試
験を受けたのがバレちゃって大騒ぎ。
　やっぱズルはいけねえよな。おっと、
あんなトコに報道関係者が隠れてやが
る。
　じゃあオレはオサラバするぜ！

　この春からは予備校通いさ。
　なんとか卒業はできたものの、これ
から先どうしたもんか全然考えつかな
くてさァ。
　とりあえず大学進学を目指して予備
校に通うことにしたんだ。
　まあ勉強ってガラじゃあねえが、と
りあえず時間は自由になりそうだから
な。
　縁があったらまた会おうぜ。

　よォ先生、久しぶりじゃん。
　えっ、今は何をしてるのかって、家
事手伝いさ。いい身分だぜ。
　バイク？モォそんな年じゃないよ。
遊んでばっかりもいられないから、そ
ろそろ真面目に将来のことも考えるさ。
　でも、オレの学力じゃ、たかが知れ
てるけどな。そのうち学校にも顔を出
すよ。
　じゃあ。

　卒業してからは一応家事手伝いをし
てることになってる。
　一般的にいうところの花嫁修業って
ワケだ。そうはいっても、実際は何も
してないから、いうなればプータロウ
だな。
　ヘヘッ、気楽なもんだぜ！やっぱ人
生楽しまなくっちゃな。
　「これからお花のお稽古なの……」
なんてオレのガラじゃないもんな。
　先生もオレみたいに、まわりの人た
ちの評価なんか気にしないで、のびの
びとやった方がいいんじゃないの。

　お蔭様で一流銀行に就職が決りまし
た。先生、ありがとうございました。
　えっ、言葉使いがいつもと違ってお
かしいですって？
　それは、これからのお仕事がお客様
相手だからですよ。
　なんちゃって、慣れないことはやっ
ぱ疲れるぜ。
　じゃあな、アバヨ！

　ヘヘッ、オレ証券会社に就職するこ
とになったぜ。
　ダウ平均株価ってなんのことか知っ
てるかい？実はオレにも全然わからね
えんだ。どうだ驚いたろ！
　まあ世の中なんてこんなもんだよな。
要は度胸さ。
　知らなくても知ってるふりしてれば、
だいたい通っちまうもんさ。

　人に指図されるのがなにより嫌いだっ
たオレが今やしがない中小企業の女子
事務員。
　いちいちハゲオヤジが命令しやがっ
て、なにからなにまで全部オレの仕事
だもんな。
　バッキャロォ。人が足りねえんだか
らお茶くらい自分でいれろよなァ。
　アッタマくるぜ。

　先生、オレたち今や超人気のロック
グループだぜ。
　新しい曲聞いてくれたかい。まァだ？
給料日まであと一週間あるって、なに
シケたこといってんだよ。
　今度、東京ドームでライブもやるん
だ。絶対来てくれよな。
　待ってるぜ。

　プロのロックシンガーになる気なん
てまったくなかったんだけど、好き勝
手なことしてて稼ぎになるんだから、
オレにとってみりゃあ、これ以上の適
職はねえよな。
　これから全国ツアーに行くんだ。是
非聞きに来てくれよな。
　だけど、ライブの最中に黄色い声だ
けはあげるなよ。オレたちのライブは
シブイ大人のライブなんだ。
　そこんとこヨ・ロ・シ・ク。

　音楽事務所の口車に乗ってロックシ
ンガーとしてプロデビューしちまった
けど、なんのことはない一発屋ってや
つさ。
　たまに仕事が来たと思ったら、芸能
人大運動会だぜ。もォこんな世界に未
練はないさ。
　クソォこんなことならもうちょっと
人気があるうちに引退コンサートでも
やっとくんだったぜ。

　オレ、ＡＶ女優にやってんだ。
　なあに顔赤くしてんのさ？ビデオを
見たってぇ。ウフ……どォ、興奮しちゃ
ったァ？
　学校にいる時、一度もオレの裸を想
像しなかったとはいわせないぜ。白状
しちゃいなよ。
　また新しいのが出るからさ、楽しみ
に待っててくれよ。

　どうしてＡＶ女優になったかって。
　ある日街を歩いてたら、お嬢さんモ
デルになって頂けませんかって男が寄
って来たんだ。
　なんかウサンくさそうな奴だったん
でなにかあるなとは思ったけど、まさ
かＡＶだとは思わなかったね。
　とはいってもそろそろ潮時、引退を
考えてるんだ。今のうちに買っておか
ないと、オレのビデオにはプレミアが
つくぜ。

　簡単にいい稼ぎになるっていうから
ＡＶ女優になったのに、一本撮り終え
た途端にソフト会社がつぶれちまって
さ。
　その上、その会社が裏でヤクザとつ
ながってて、オレとの専属契約の書類
を借金のカタに渡したらしいんだよな。
　まったく、なんでオレが人の借金返
さなきゃならないんだよ。
　おっとヤベエ。そんなワケでオレ、
ヤクザから逃げんてんだよ。
　またな。

　オレ、結婚することになっちまった
よ。
　心配するなって、これでもオレ、料
理に洗濯、家事全般については結構自
信あるんだぜ。
　先生、今度遊びに来てくれよ。オレ
の手料理食べさしてやるからさ。
　心配すんなって、胃腸薬なんて持っ
てこなくても大丈夫だからさ。

　今度結婚することになったんだ。
　まさかこのオレが結婚なんて言葉を
吐くことになるとは思わなかったよ。
　相手は幼なじみなんだ。昔、毎日の
ようにいじめてた男がオレのダンナに
なるとはね。
　まあクサレ縁ってやつだな。
　すぐにダメになっちまうかもしれな
いけど、それはそれで賭けだな。
　ヘヘッ、もとより結婚なんてそんな
深刻なもんじゃないよ。

　結婚しちまったのは勢いだったんだ
よ。
　新婚旅行でハワイに行ったんだけど、
相手の男がとんでもねえマザコンでさ。
　いちいち国際電話でママにお伺いし
ないとベットインも出来ないんだぜ。
　当然別れたよ。そんな奴とは、成田
空港でエンゲージリングを投げつけて
やったぜ。
　ああ、清々した。

　チェッ、留年かァ。
　人に責任をおしつける気はないけど、
あんたのいう通りにしてたらこれだぜ。
　まあいいさ、もう一年ここいらで番
を張らしてもらうよ。
　ケッ、そんな深刻な顔するなって、
またよろしくな。

　留年することになっちまった。
　もう一年学校の世話になるんだ。だ
からって、今までのやりかたを変える
つもりはないさ。
　だってそうだろう、オレはオレ。まっ
たく違った生き方ができるほど器用じゃ
ないし、ブツブツと文句をいってたっ
て始まらないし……なるようにしかな
らないさ。
　ヘヘッ、今まで同様、よろしくお頼
申します。

　留年？冗談じゃないぜ。
　もう一年学校に通うくらいならこの
まま自主退学するよ。
　だいたい学校なんて好きじゃないし
さ。もとよりオレはナガレ者なんだ。
　じゃっ達者でな……。
　と、カッコよく立ち去ったのはいい
けど、その後が散々さ。道で車とケン
カしちまって、全治三ヶ月だぜ。
　まったくついてない時ってのはなに
やってもこんなもんだよな。

　じゃ～ん！　先生、まみちゃんねェ、
国立の一流大学に合格したんだよォ。
　きゃあ、ほめてほめてェ。
　だけど、これって、まみの力だけじゃ
ないんだよね、先生。
　先生が私を正しく導いてくれたから
ですよォ。まみちゃん、大感謝。
　時々遊びに来るからね。先生も頑張っ
てねェ。

　まみはこの春、私立大学に合格する
ことができたのだ。
　まわりの人たちは二流大学ゥなんて
いうけど、花の女子大生になれたこと
には変わりないもん。
　これからまみは、いっぱい遊んで、
いっぱい恋をして、ちょっとだけ勉強
もして、ステキな女の人になっちゃう
んだもんね。
　少しくらいの努力じゃ、まみを恋人
にはできないからね。

　まみは女子短大に行くことになった
んだけど、学校のあるところがすっご
く遠いの。
　お家から電車とバスを乗り継いで、
三時間近くもかかるんだもん。
　その上、短大には宿題なんてないと
思ってたのに、課題とかいって勉強ばっ
かりさせられるし、短大って遊んでれ
ばいいとこじゃなかったのォ？
　グスングスン、まみ、泣いちゃうぞ。

　先生、まみちゃん今なにやってるか
知ってるゥ？
　えへへ・・・、まみちゃんねェ、
ファッションモデルやってるんだよォ。
　だけど、もらえるお仕事はなぜか子
供服のモデルばっかりなの。どォして
かなァ？
　先生、まみちゃんってオトナの女と
しての魅力がないのかしらァ？あるわ
よねェ。
　プウゥ～ッ、やっぱりまわりの人達
に見る目がないだけなんだわァ。

　まみは今、家事手伝いをやってる
のォ。だからすっごくヒマなんだァ。
　誰かまみのカッコイイ恋人になって
くれないかしら。
　すっごくキレイな夜景が見えるスカ
イラウンジでお食事をしてねェ、その
あとは夜のドライブで海に行くのォ。
　そして、ふたりで愛の会話をして、
朝日が昇る頃、優しくて素敵なキスを
するんだァ……

　まみは卒業してからデザイン専門学
校のアニメ科に行ってねェ、今はアニ
メを作ってるの。
　でも今はそれを後悔してるんだ。
　だって、お金にはならないわ、お仕
事ばっかりで遊ぶ時間はないわ……
　ぷう、まみの青春は台無しなの。そ
れでも、ステキな男の人でもいれば多
少はマシなんだけど、暗そうな人ばっ
かりなんだもん。
　早いとこ「とらばーゆ」しよう。

　先生、定期預金してェ。まみねェ、
銀行にお勤めしてるんだよォ。
　それでね、定期預金の窓口に座って
るんだァ。
　まみの窓口で預金してくれるとねェ、
まみの業務成績があがって、ボーナス
がいっぱい、いっぱいもらえるのォ。
　ネッ、だから先生、定期預金してェ、
　まみ一生のお願い。

　まみのお仕事は秘書なんだァ。
　まだ研修中なんだけどさァ、お給料
もたくさん貰えるしィ、会社が渋谷に
あるっていうのもお気に入りなんだけ
どォ……
　でもね、まみの先輩、なにかってい
うとすぅぐまみを叱るのォ。
　とにかくその話し方だけは直しなさ
いだってェ、まみは普通にお話してる
のになァ。
　先輩の話し方のほうが絶対ヘンって
思うけどなァ。

　まみ、絶対「とらばーゆ」しちゃう
もんねェ！
　だってひどいんだよォ、今行ってる
会社ァ。
　ちょっと遅刻しただけでお給料ひか
れちゃうしィ、今日はお友達と映画観
る約束してるから帰るゥっていってん
のに、その日に手をつけた仕事が終わ
んなきゃダメとかいっちゃって、ムリ
ヤリ残業させられるしさァ。
　こんな会社、絶対まみには合わない
わァ。

　ハァーイ、先生元気ィ？アイドルデ
ビューして一年のまみちゃんはすっご
く元気だよォ。
　今度ねェ、ブロードウエィで大人気
のミュージカルがあるんだけど、その
日本公演の主役やるんだァ。先生、絶
対観に来てねェ。
　ええ、チケット買うお金がないのォ？
もォ、先生ってば相変わらずビンボ～
なんだからァ。

　まみは今、主演映画のロケでなんと
アフリカに来ているのだ。
　すっごく広くて、とっても気持ちい
いんだけど、その分、なかなか目的地
につかなくてもォ大変！
　それと食べ物、これもなんとかして
ほしいわよね。
　ワンちゃんやネコちゃんじゃないん
だから、毎日缶詰ってのはないと思う
のよね。
　ああ、おいしいお刺身が食べたい！
　じゃあまたネ。バイビィ！

　まみは今、逃亡中なの。
　奥さんや子供のあるベテラン俳優と
不倫しちゃって、写真週刊誌の記者に
追われてるの。
　まみのアイドルとしての輝かしい歴
史もこれっきりなのかしら。グスン、
そんなのヤダァ。
　そうだ、こうなったらあれだわ、緊
急記者会見を開いて、おじ様とのすべ
てを、あることないこと全部話しちゃっ
て、まみが騙されちゃったことにして
やるの。

　先生、まみが今どんなお仕事してる
か知ってるゥ？
　そォ、ＡＶ女優やってるんだァ。
　先生まみのビデオ見たァ？　どォ、
オチンチンおっきくなっちゃったァ。
　アハハハ……先生、お顔マッカよォ。
もォ、純情なんだから。
　でも、先生のそういうトコ、まみ好
きだよォ。
　先生、サービス。ああ、先生鼻血出
てるゥ。

　まみはＡＶ女優になっちゃったのォ。
　いくらお金がたくさん貰えるからっ
て、よくあんなことできるねって、み
んないうけどォ、まみは全然たいした
ことだと思ってないんだァ。
　だってそうでしょう？全国の彼女が
いない男の子のためのボランティアみ
たいなもんじゃない。
　それに、いくらしたって、別に減る
もんじゃないんだし、ねェ。

　ウエエ～ン。まみ、ＡＶ女優やって
るんだけど、お話が全然違うのォ！
　ハダカにはなるけど、ソフトな感じ
のイメージビデオだよっていってたく
せにィ、スタジオ行って撮り始めたら、
ヒモで縛られるし、ムチでたたくし、
ロウソクはたらされるし・・・。
　なにこれェ、ＳＭビデオじゃない。
　まみ、こんなのヤダァ～ッ！もォや
めるゥ。

　先生。まみが先生のお嫁さんになっ
て、ウレシイ？エヘヘヘ、まみもシ、
ア、ワ、セ。
　でも先生、まみとの約束、忘れてな
いよねェ。
　そッ、まず車は外車でなきゃダメっ
てことでしょォ。
　山の手線沿線に３ＬＤＫ以上のマン
ションを買ってくれることでしょォ。
　それから、週に一度は高級レストラ
ンでお食事ィ。
　ひとつでも約束やぶったら、すゥぐ
お別れだからねェ。

　まみちゃんの結婚式講座ァ～ッ。
　先生、まみねェこんど結婚すること
になったんだァ。
　そこで先生のために、結婚式を挙げ
るためのコツをひとつだけ教えちゃう
ね。
　それは、結婚式を挙げるのにお金を
貯める必要なんてなァ～い、ってこと
なのだ。
　なぜならば、ご祝儀でなんとかなっ
ちゃうからなのよ。
　どう？ためになったァ～ッ？

　まみ、結婚したのォ。
　ダンナ様はとォってもいい人でいう
ことナシなんだけどね、お姑さんとどォ
してもうまくいかないのよねェ。
　そんなに、お料理が苦手だからつい
つい出前をとっちゃうこととか、洗濯
してもアイロンかけれないから全部ク
リーニング屋さんに出しちゃうっての
がいけないことなのかしらァ。
　まみちゃん、すっごく不思議ィ。

　ぷううう。どォしてまみちゃんが留
年なのォ。そんなのひどォ～い。
　先生、なんかの間違いでしょう……
間違いだっていってェ。
　ええ、ホントのホントにまみちゃん
留年なのォ。
　最低ッ。先生ってば、先生の資格な
いんじゃないのォ？
　だってまみちゃん、先生のいう通り
にしてきたんだよォ。
　もォ、まみちゃん先生のこと一生怨
んじゃうからねェ。

　お父様、お母様、先立つ親不幸なま
みをお許しください。
　まみは卒業することができずに留年
することになってしまいました。
　こんな恥さらしな娘など生きていな
い方がお父様お母様の名誉のためにも
よいと思い、自ら命を断つ決心を致し
ました。
　なァ～んてね、まみちゃん、一度遺
書って書いてみたかったんだァ。びっ
くりしちゃったァ？
　留年くらい、なんでもないよォ～だ。

　まみ、留年することになっちゃたん
だァ。
　だけど不思議ィ。どォしてまみが留
年なのかなァ。
　確かに、他の人よりもほんの少しだ
け遅刻は多かったかも知れないけど、
だからって留年なんてひどい。
　あッ、もしかして、いやいや、そん
なことありっこないわよねェ。
　でも……う～ん、理由はそれ以外に
考えられないかなァやっぱり。
　試験で赤点とったら、留年すんのか
なァ？

　先生私、国立の一流大学に合格でき
たよ。ホント、お世話になっちゃたね。
　何を専攻するかって？エヘヘ……ま
だ誰にもいってないんだけど、教職課
程に進んで、私も教師になろうと思っ
てるんだ。
　もちろん、先生が私の目標だよ。が
んばっちゃうもんね。

　私、私立大学に進学することなった
よ。
　本当はもう少しランクの上の方をね
らってたんだけど、自分の努力不足っ
てことで仕方ないよね。
　まあ、大学がすべてじゃないし、勝
負はこれから、大学で何を得るかが大
事だよね。
　それじゃあまたね。

　私、服飾専門学校に行ってるんだ。
　バッチリ技術を教わって、将来は小
さくてもいいから、自分のブティック
を開こうと思ってたのに……
　ところがこの学校ときたら、業者か
ら縫製の仕事を受けて、生徒には教材
とかいってやらせて、その賃金をすべ
て学校のモノにしているの。
　最低ね、もォ頭にきちゃう。

　エヘヘヘ・・・。先生、私今フリー
ターやってるんだ。
　社会勉強の第一歩としては最高だよ。
　いろんな職種を自由に選べるし、こ
の間までは喫茶店のウエイトレスやっ
てたんだけど、今はイベントコンパニ
オンやってるの。
　進学や就職よりもこんな感じの方が
私には向いてるみたい。
　じゃァまたね。

　いま私、家事手伝いをやってるんだ。
　これから自分の進路をじっくり決め
ようと思ってるのに、お母さんったら
何を勘違いしたのか、近所のおばさん
と一緒になってお見合いばかりさせる
のよ。
　で、この相手ってのがまた見事なく
らいスカばっかり。
　まったくボランティアじゃないって
のよね。
　私は私でちゃんとしたダンナ様をしっ
かり見つけるから心配しないでェ。

　実は私、家出してるんだ。
　進学も就職も出来なかったじゃない。
　それで、なんとなくもう一度自分を
見つめ直してみようかなって思ったの。
　別に落込んでたワケじゃないけど、
生活環境を変化させるってのは大正解。
　なんとなく未来が見えてきた気がす
るゾ！
　私の人生これからだもんね。

　先生お早よう。私、一流企業に就職
が決ったんだ。
　今日からピッカピッカのＯＬ。
　これも先生の指導が良かったからだ
よ。
　ありがとうございました、感謝して
ます。
　うわァ、もうこんな時間、遅刻ゥ遅
刻ゥ、これから入社式なんだ。
　初日からこれじゃまずいよね。じゃ、
先生またねェ。

　私、なんとか世間で大企業っていわ
れてる会社に就職することができたん
だ。
　だけど最近、入社出来たのはマグレ
に近かったのかなって気がしてるの。
　だって、同期入社の人達はみんな、
最初っからバリバリ仕事できるんだも
ん。
　でも私だってがんばっちゃうもんね。
　これからの私に期待してって感じ。

　一応優良企業ってことで就職したん
だけど、聞くと見るとでは大違い。
　ゲゲッ、これじゃ、またまた遅刻だ。
　……でも、まァいいか。完全週休二
日制、高給優遇、有給休暇ありっては
ずだったのに、そんなの全部ウソ。
　ボーナスはおろか、慰安旅行もない
んだよォ。
　こんなことになるんだったら、もっ
と学生時代に頑張るんだった。

　先生こんにちは、私が今なにしてる
か知ってる？そォ、特撮アイドル。
　「歌って踊れて、アクションもでき
る期待の超大型新人」ってキャッチフ
レーズなんだ。
　私が出てる「宇宙刑事ギョドン」見
てくれてる。
　えっ、見てないのォ。毎週日曜日、
朝九時からオンエアしてるから絶対見
てよね。
　日曜日は疲れ果ててお昼まで寝てるっ
てェ、ひどいなあ……

　私、特撮アイドルやってるんだ。
　といっても、テレビに出演していな
いからそんなに有名じゃないけどね。
　遊園地でやってるアトラクションあ
るでしょ、あれなんだ。
　エヘッ、でも主役だよ。これを足が
かりに大きくステップアップしちゃう
もんね。
　これからの私に期待してねェ。

　超大型新人、人気アカマル急上昇。
とかなんとかすっかりその気させとい
て、スカウトされた先が弱小プロダク
ション。
　どんなに危険な撮影でも予算の都合
上スタントマンはナシ。おまけに、日
常シーンの私服はすべて自前。
　そんなにお給料だって高くないのに、
こんなんじゃ働いていながら破産だわ。

　アダルトビデオ界に久々のアイドル
登場、その名は加藤美夏。
　なんちゃって……私が出演したビデ
オは最新作を入れて十本。
　人気も上々。出演料もだいぶ高くなっ
たし、これぞ私の天職だったのかしらっ
て感じ。
　でもまだまだ勝負はこれから。一気
に本格派女優の道を目指しちゃうんだ
もんね。
　ではまた、今度は劇場のスクリーン
でお会いしましょう。

　先生、私ＡＶ女優になっちゃった。
　ええ、先生見たのォ……エヘッ、心
配しなくてもダイジョブ。だってあれ
演技だもん。本当はしてないんだよ。
　周りにはスタッフの人達もたくさん
いるし、とてもじゃないけど本気になっ
ちゃうような雰囲気じゃないの。
　サイン？もォ先生、ほんとはＡＶ好
きなんでしょ。
　はい、私の最新作、サイン入りであ
げちゃう。

　話が違う。私ＡＶ女優になる気なん
て全然なかったのに……
　これからの新人は、お色気路線で攻
めないとダメだよなんていってさ、絶
対に使わないって約束したカットまで
使って、発売したビデオはしっかりア
ダルトコーナーにならんでるじゃない。
　これは詐欺だわ、もおサイテェェ！

　先生、私結婚するの。
　エヘッ、驚いたァ？だよねえ、卒業
してわずか三ヶ月、これぞ電撃的って
やつだね。
　綺麗？ありがとう先生。今の私があ
るのはすべて先生のお陰、感謝感激雨
あられ。
　あれ、どうしたの先生涙ぐんだりし
てェ……
　ええ、先生ってば、私のこと好きだっ
たのォ。
　残念、もう少し早くいってくれれば
間に合ったのになあ。

　お父様、お母様、お世話になりまし
た。ふつつかな娘でしたが、私は本日
嫁いで行きます。
　なんてね、こういう堅苦しい挨拶は
私には似合わないよね。
　オヤジさん、オフクロさん、私は今
日でお嫁に行っちゃうけど、いつでも
顔は見せるから心配するなよな。
　う～んこれも私の雰囲気じゃないし
なあ。
　行ってくるねえ……うん、やっぱり
いつものこれだね。

　結婚したんだけどさ、ダンナが大ハ
ズレ。
　家事については、本当になんにも出
来ないんだもん。
　それでもそれなりに収入が多ければ
許せるけど、とてもじゃないけど、私
が専業主婦になった日には、アッとい
う間にゴハンが食べれなくなっちゃっ
てふたりで餓死だね。
　まったく、私の方がお嫁さん欲しい
くらいだわ。

　私、留年なんですか？
　先生を信じて、先生のいう通りにし
てきたのに……
　でも、しょうがないよね。今年こそ、
バッチリ気持ちを入れ替えて頑張るか
ら、またよろしくってことで。
　エヘッ、私って、結構立ち直り早い
んだァ。

　私、留年しちゃった。
　ついこの間まで後輩だった子たちと
同級生になるってのはちょっと抵抗あ
るけど、学校生活って結構おもしろい
し……
　まァ、開き直ってしまえば勝ちだよ
ね。
　よし、俄然ファイトが湧いてきたぞ。
今度こそ卒業目指してがんばろう。

　りゅ、留年？そんな、私、充分努力
してきたのに……
　これはなにかの間違いだわ。そうよ、
そうに決ってる。
　だってそうでしょう？クラス委員やっ
てた私が留年なんてするはずないじゃ
ない。
　ええ、間違いない？これは厳然たる
事実ですってェ。
　この世には神も仏もないのね……

　先生。私、国立の一流大学に合格す
る事ができました。
　決して健康とはいえない私をここま
でにしてくださって、本当にありがと
うございました。
　このご恩は一生忘れません。
　これ、是非受け取って下さい。私の
先生に対するささやかなプレゼントで
す。
　中身ですか、ウフフ、それは開けて
のお楽しみ……
　じゃあ先生、またネ。

　私、決して一流とはいえないけれど、
私立大学に合格しました。
　これからの私の目標は、勉強するこ
とも去ることながら、体力作りにポイ
ントをしぼろうと思っています。
　といっても、得意なスポーツはない
ので、お腹から目一杯声を出す、コー
ラスサークルに入ろうかと……
　大きな声で歌うのって、健康のため
にとってもいいんですって。
　ではまた、サークルの定期コンサー
トでお会いしましょう。

　私、外語専門学校に行くことにしま
した。
　でも……「今はやりのバイリンギャ
ルを目指します」って張切っていられ
たのも最初の数週間だけでした。
　たぶん基本から教えてもらえるだろ
うって思ってたら、いきなり専門的な
ことからで、私、もうクジけてしまい
そうです。
　やっぱり、高校時代から努力しなきゃ
ダメですね。

　私は今、荒々しい冬の日本海を見に
来ています。
　入試の日に体調を崩してしまい、大
学に行くことができなかった自分が情
けなくて……
　正直いうと、このまま自分で自分の
命を断ってしまおうかと思っていまし
たが、やめました。
　風が吹きすさぶ日本海に向って必死
に飛ぶカモメに元気づけられたの。
　たかが一度の失敗、どうってことな
いわよね。
　明日、元気に帰ります。

　先生、お久しぶりね。私今、予備校
に通ってるの。
　努力が足りなくて大学に合格できな
かったので、もう一度基礎からやり直
そうと思って。
　先生、相変わらず元気そうね？私も
卒業してからは近くの公園でジョギン
グしたりして、前よりもずいぶん丈夫
になったわ。
　来年こそは絶対大学に行ってみせま
すよ。じゃあまた。

　私、ハンバーガーショップでバイト
をしています。
　最近メガネをコンタクトに変えたん
ですけど、バイト中に片方のレンズを
落としちゃって、その後が大変。
　微妙に遠近感がズレちゃって、お客
さんの手に渡すはずが口の中に押し込
んじゃったりして、店長さんにきつく
叱られたのはいうまでもありません。
　でも、私だってコンタクトは見つか
らないし散々なんだから……

　先生、私、証券会社に就職すること
ができました。
　専門用語が多くて、とまどう事ばか
りですが、先生に教えて頂いた、ガッ
ツとファイトでがんばろうと思ってい
ます。
　私がこんな風に強くなれたのもすべ
て先生のお陰です。
　財テクのことなら私に相談してくだ
さいね。先生には絶対に損はさせませ
んから。
　ではまた、失礼します。

　私、銀行に就職することができまし
た。
　銀行って三時に閉っちゃうでしょう。
私、てっきりお仕事もその時間で終わ
りだと思ったら大間違い。
　その後で、その日の金銭の動きをす
べてチェックして、伝票の整理をする
んです。
　一円の狂いも許されなくて毎日が数
字との格闘です。
　これなら私、お金の管理に関してだ
けはバッチリ。いい奥さんになれそう
です。

　私、食品会社の企画開発部でお仕事
しています。
　主に子供向けのお菓子を開発してる
んですけれど、開発の過程は、とても
食べ物を作っているようには思えませ
ん。
　なによりもつらいのは、新しく企画
された製品の試食です。
　この間なんかクサヤのグミを食べた
んですが……
　ウッ、思いだしたでけで気持ち悪く
なっちゃいます。
　世間に出ないお菓子ってすごいんで
すよォ。

　先生、私今アイドルなんです。
　今日は久しぶりのお休み。ここのと
ころすごく忙しくて、睡眠時間なんて
三時間取れればいい方だったんですよ。
　体力にはあまり自信なかったけど、
結構なんとかなっちゃうもんですね。
　歌も大ヒット、今度ドラマにも出演
するんです。
　先生も応援してね！」

　私、アイドルとしてデビューしまし
た。
　アイドルって、表面の華やかさに較
べて、裏側では大変なんです。
　新曲を出せば、そのキャンペーンで
あっちこっち行ったり来たり。
　街中でファンの子にあったら愛想を
ふりまかなきゃいけないし……
　でも、今年の新人賞レースでは有力
視されてるし、今とっても充実してい
ます。
　皆さん、中本静をよろしくネ。

　私、アイドルしてます。
　それにしても、カメラ小僧って本当
にタチが悪いんですよ。
　ステージだけ撮るならまだしも、楽
屋にまで忍び込んで、シャッターチャ
ンスを狙ってるんですもの。
　この間も気付いてないフリして上か
ら大きな荷物を落としちゃいました。
　やっぱり覗き趣味っていけないです
よね。中本は不正を許しません。
　わッ、なんか政治家のキャッチコピー
みたい。

　先生、私ＡＶ女優になったの。
　ええ、知ってた？やっぱりちょっと
恥かしいな。
　でも、こんな風に生活環境を変える
と、今まで気付かなかった自分に会え
そうな気がして。
　私って結構消極的だったでしょう？
だけど、最近自分でも明るく積極的に
なったなって思ってるの。
　ヤダ、先生そんなにジッと見つめな
いで、私どうしたらいいのか判らなく
なっちゃう。

　私、ＡＶ女優をやっています。
　といっても、比較的ソフトなイメー
ジビデオって感じの作品ばかりですよ。
　最初はすごく恥かしかったけど、女
性って開き直ることに関しては天性の
才能があるんだなって改めて思いまし
た。
　だって、今では裸になることに私、
ほとんど抵抗なんてないんですもの。
　最近は更にエスカレートして行きそ
うで、自分で自分に怖いもの感じてい
ます。

　私、ＡＶ女優になりました。
　まだ、両親には秘密にしているんで
すが……
　知られると勘当されてしまいます。
　いつまで、隠しておけるか心配です
が、今の私にとってできることといっ
たら、この職業だけですもの。
　こんなことなら、学生時代にもっと
勉強しておけば良かったと後悔してい
ます。

　先生……いつまでも先生なんておか
しいですね。
　ウフッ、あなた……。
でもやっぱり、先生はいつまでも先生っ
て感じ。
　それにしても、先生と結婚すること
になるまでって短かかったですね。
　わずか一週間くらい？なんか、怒涛
の一週間って印象だわ。
　電撃結婚って、私たちのためにある
ような言葉ですね。
　先生、これからもよろしくお願いし
ます。

　私、四年の同棲生活を経て、この度
ようやく結婚しました。
　まわりからは、長過ぎる春なんじゃ
ないのっていわれましたが、私は主人
を信じていましたから。
　それにしても、結婚というのは一体
なんなのでしょうか？
　今までも一緒に生活してきましたか
ら、何も変わりないのです。
　ただ書類にハンコを捺すだけなので
しょうか？
　これからゆっくりその答えを出そう
と思っています。うふふふ……

　主人ったら、「結婚してから君は浪
費家になったね」っていうんです。
　でも、結婚したら奥様は、カルチャー
スクールに行ったり、近所のお友達と
お茶を飲んだり、お芝居を観に行くも
のですよね。
　ほんと、私の主人たら世間の常識に
うといんだから。
　男の人は、女の人に一生貢がなけれ
ばならないっていう法律知らないのか
しら……

　先生、私留年なんですか？そんなの
ひどいわァ。
　私、泣いちゃうからね。
　ウエ～ン、ウエ～ン、ウエ～ン。
　……留年じゃなくなりました？
　えッ、それでも留年？　もっと泣き
ますよ。
　ウエ～ン、ウエ～ン、ウエ～ン。
　……留年、取り消しになりました？
まだですか？今度こそ本気で泣きますよ。
　ビエェェェェェェェ……

　私、留年することになってしまいま
した。
　今までは自分の感情を素直に言葉に
するのって苦手でしたけど、今ならで
きそうな気がします。
　いいですか、いきますよ。あッ、あ
の、驚かないでくださいね。心の準備
はいいですか。では今度こそ……
「バッキャロ～ッ。私の青春を返せ～」
　ああ、スッキリした。ではまた。

　私、留年することになってしまいま
した。
　こうなったら私、これからの授業の
間中、低く小さな声でずっと怨み言を
いってやります。
　そうよ、そして私を留年にしたこと
を後悔させてあげるんです。
　もうダメ、今さら留年を撤回しても
後の祭ですからね。行きますよ。
『悔しい、哀しい、なぜ私が留年しな
ければならないのォ・・・』
　これがこれから先一年間続きますか
らね……

Translation:

I have passed the entrance exam and been accepted into the prestigious law faculty of a national top-tier university. Well, it's only natural, I suppose. I will make sure to express my gratitude to my teachers as well. Please continue to take pride in the fact that your student has been accepted into a top university and continue to teach with enthusiasm. Now, if you'll excuse me. Ohohoho...

Although I was able to enter university, I do have some regrets about attending a second-tier private university. Honestly, I had aimed for a national university, but well, I suppose I'll just have to bear with it since I was able to progress academically. I am considering transferring to a university in France next year, so I would appreciate your support on that occasion as well. Ohohoho...

It's a shame that the result of the past year, which I learned from you, is only admission to a women's junior college. Not to mention it was an admission through a significant donation, which I cannot discuss openly. However, I will enjoy myself to the fullest with many men in the next two years. I will use my beauty as a weapon and aim for a prosperous marriage. Ohohoho...

Going to college isn't the only thing in life, you know! We have to live our short lives happily, or it's a lie.

Right now, I'm working as a hostess at a high-class club, and it's thanks to my teacher. Maybe if I had a bit more dignity, my path would have been different. But it's no use regretting it now.

Next time, come visit the club. If you request me, I'll provide you with special service...

Chiwa! I'm engaged, you know. My partner is involved with a gang... I guess I'll be a yakuza wife in the future. Since I didn't study during my student days, marriage seems to be the only path to happiness for me. I've been regretting it since graduating. I should have studied a bit more, you know. Getting engaged is nice, but from now on, I'll have to deal with the hardships of being a low-ranking member and the risks involved. It wouldn't be stylish if I ended up poor thanks to these circumstances.

It's ridiculous to have a goal of entering a top-tier university, right? No matter how hard you study, if you receive low evaluations from teachers, you won't be recommended. I don't want to lower my head just to go to college. Well, from now on, I'll let my wealth speak and enjoy an elegant lifestyle. For now, I'm having a good time at my second home on the West Coast of the United States. Teacher, please save up your meager salary and come visit me for some fun. I'll be waiting for you...

Teacher, I have successfully landed a job at a top-tier trading company. As a modern woman, I believe it's important to work and navigate the world. In that regard, I possess both talent and beauty, and I am undoubtedly a capable career woman. It must be rewarding for you as a teacher to have a student like me. I hope you will be grateful to me for the rest of your life.

I have joined a television station and I am working in the programming department. I plan to use my position to capture famous celebrities and broadcast their weddings on our network. Then I'll quickly divorce and create a buzz in women's magazines. After that, I might just become a famous politician and publish a memoir or an essay. Ohohoho, my dreams are expanding with possibilities.

It's somehow ironic. I ended up getting a job at a small company. It wasn't supposed to be like this. I'm stuck in a daily routine of making tea and photocopying. What's more, for some reason, there's an atmosphere that I might end up marrying the least successful man. I wonder where my life went so wrong. This shouldn't be happening. Could it be someone's conspiracy?

Hello, teacher. How are you doing?
I'm doing great as an idol since my debut. Every song I release becomes a big hit, and if I star in a movie, it sets record-breaking box office numbers. Of course, it's natural, but sometimes I feel scared of my own talent. You might not be able to imagine the problems of a genius like me, but if you have the chance, would you listen to my songs? Well then, see you later...

I'm starting to feel like my position as an idol is finally settling in these days. However, I can't deny the fact that I'm starting to question whether this is really the right path for my life. I'm not sure if it's okay to waste my overflowing beauty and talent like this... Oh, the troubles of a young girl only seem to deepen. Oh God, I'm beginning to resent you.

The condition for my debut as an idol was to have a capable manager assigned to me, but... The current manager is completely useless. I wonder if they truly appreciate my beauty and talent. It's because of things like this that my popularity isn't increasing at all. What? Are you saying there's a problem with my personality?

Oh, teacher... Actually, I have become an adult video actress. With my charm, I am leading gentlemen all over the country to a state of ecstasy. I have firmly decided in my heart that it is the destiny of a beautiful woman to expose myself completely, day and night, and give my all in various positions. When you feel lonely, teacher, you can watch one of my starring videos and encourage yourself through self-generated power. I will surely make you feel good.

Teacher, what's the matter? Are you really that surprised that I became an adult video actress? It seems you're quite innocent. In the modern world, I take pride in the fact that being an AV actress is an indispensable profession. Without us, the less fortunate gentlemen in society wouldn't have a way to relieve their stress. How about it, teacher? If you'd like, why not give it a try for some release? Ohohoho...

Teacher, why are you staring at me like that? Am I really that fascinating? Or... could it be that you have desires for your student? Ohohoho, how naughty of you. Watch a video later and enjoy it all by yourself.

Teacher, I am getting married. Of course, my partner is the heir of a wealthy conglomerate. I will have a 5-carat engagement ring and a silk wedding dress. The wedding ceremony will be held in Hawaii, and of course, I extend an invitation to you, teacher. Please do come. Oh, is it your first time traveling abroad? It's surprising that there are still people like that.

Actually, I am getting married. However, I have never cooked or done laundry in my entire life, have I? So, I hurriedly underwent special training at a bridal school. There are many people in the world who are just like me, so I gained the confidence that it's okay even if I can't do anything. That's right, in the world, ohohoho... That's what matters, charm and presence.
I am getting married. It is often said that marriage is a graveyard for men, but I think it's the same for women. They say there's no fool who feeds a caught fish... But the happiness I feel now is invaluable. Ah, happiness.

Teacher! What does it mean that I am being held back a grade?
As you mentioned, I have been studying diligently and maintaining a proper attitude towards my studies and life.
In any case, I will absolutely not move from here until you provide me with a valid reason.
Come on, tell me the reason. Come on, come on, come on...

I have ended up being held back a grade. It will certainly become the only blemish in my life. Up until now, I have led a flawless and perfect life, but due to this stumble, it feels like my bright future is crumbling away. In this situation, I hold the teacher responsible for the consequences that have led to this result!

Being held back a grade? Please don't joke like that.
Ohohoho... Oh, it's such lovely weather today, isn't it?
By the way, just to clarify, I certainly didn't resort to escapism or anything like that.
Because, you see, there's no way I would ever be held back a grade.
Wait, what? You're saying it's true...?

Heheh, I got accepted into a top-tier national university.
Huh? You can't believe that I got accepted?
Well, hehe... It's certainly the result of my hard work, but honestly, having you as my teacher played the biggest role.
Thank you.

I passed the entrance exam for a private university.
I never thought that I could pass the exam, but I guess my luck has finally turned around.
Now all I have to do is find a good woman.
Heheh, I'm going all-out to secure permanent employment.

Heheh, I've decided to attend a women's junior college.
I don't even remember when I studied for the exam.
But who cares about that, right?
However, my joy was short-lived when it was discovered that someone else had taken the test in my place, causing a big uproar.
Cheating never pays off. Oh, there are reporters hiding over there.
Well, then, I'll say goodbye!

I'm going to attend a cram school starting this spring.
Although I managed to graduate, I have no idea what to do from now on.
So, for the time being, I decided to attend a cram school to aim for university enrollment.
Well, studying is no joke, but at least I'll have more free time.
If we meet again by chance, let's hang out.

Hello, it's been a while, sensei.
Huh, what am I doing now? I'm helping with household chores. It's a good position, you know.
As for motorcycles? Nah, I'm not at that age yet. I can't just keep playing around, so I should start seriously thinking about the future soon.
But with my academic ability, it's questionable. I'll eventually show up at school though.
Well then.

After graduating, I've been officially designated as a household helper.
It's like what they call bride training in general. But even though I say that, I'm not really doing anything, so you could say I'm a freeloader.
Heheh, it's an easygoing life! Gotta enjoy life, you know.
It's not like me to say things like "I'm going to flower arranging lessons..." or anything like that.
Sensei, shouldn't you, like me, not worry about how others perceive you and just live freely?

Thanks to you, I secured a job at a top-tier bank. Thank you, sensei.
Huh, my language is different and strange? Well, that's because my future work will involve dealing with customers.
Just kidding, doing something unfamiliar is tiring after all.
Well then, goodbye!

Heheh, I ended up getting a job at a securities company.
Do you know what the Dow Jones Industrial Average is? Honestly, I have no idea either. How about that, surprised you, huh!
Well, that's how the world is. It's all about confidence.
Even if you don't know, if you pretend you do, you'll get by most of the time.

I, who hated being bossed around by others, am now a lowly female office worker at a small company.
That bald old man keeps giving orders, and everything from A to Z is my responsibility.
Damn it. If they're short-staffed, they should at least make their own tea.
It's so frustrating.

Sensei, we are now a super popular rock group.
Have you listened to our new song? Not yet?
What are you talking about, saying it's still a week until payday and all that gloomy stuff.
Next time, we're going to have a live performance at the Tokyo Dome. You absolutely have to come.
We'll be waiting.

I never had any intention of becoming a professional rock singer, but since I can do things my own way and make money from it, I guess there's no better job for me.
We're going on a nationwide tour from now on. Please come and listen to us.
But during the live performance, don't just scream loudly. Our live shows are for cool adults.
Keep that in mind.

I got deceived by a music agency and made my professional debut as a rock singer, but in the end, I'm just a one-hit wonder.
Sometimes when I think I have a job, it turns out to be a celebrity sports event. I have no attachment to this kind of world.
Damn it, if it's gonna be like this, I should have done a retirement concert while I still had some popularity.

I'm working as an AV actress.
Why are you blushing like that? Did you watch one of my videos? Hehe... Did it get you excited?
Don't deny that you've never imagined me naked when we were in school. Come on, confess.
There's a new one coming out, so look forward to it.

Why did I become an AV actress? Well, one day, while walking on the street, a man approached me and asked if I wanted to become a fashion model. He seemed a bit shady, so I suspected something, but I never thought it would be AV.
But now, I think it's time for me to retire. If you want to buy my videos, get them before they become collectors' items.

I became an AV actress because they said it was an easy way to make money, but as soon as I finished shooting my first film, the production company went bankrupt.
On top of that, it turns out the company had connections with the yakuza, and they used my exclusive contract as collateral for their debts.
Seriously, why do I have to pay someone else's debts?
Oops, it's dangerous. So, I'm running away from the yakuza.
See you later.

I ended up getting married, you know.
Don't worry, I'm actually quite confident when it comes to cooking, laundry, and household chores in general.
Sensei, come visit me sometime. I'll let you taste my homemade cooking.
Don't worry, you don't need to bring any stomach medicine. It'll be fine.

I'm getting married soon.
I never thought I, of all people, would say the word "marriage."
The person I'm marrying is my childhood friend. It's funny how the guy I used to bully every day is now my husband.
Well, it's a strange twist of fate.
It might not work out right away, but that's a gamble in itself.
Heheh, marriage was never a serious matter to begin with.

Getting married was a spur-of-the-moment decision.
We went to Hawaii for our honeymoon, but it turned out the guy I married was a huge mama's boy.
He couldn't even get into bed without calling his mom on an international phone call.
Naturally, we broke up. I threw the engagement ring at him at Narita Airport.
Ah, it felt refreshing.

Tsk, I have to repeat the year.
I don't want to blame anyone, but if I had followed your advice, this wouldn't have happened.
Oh well, I'll just have to stay here for another year.
Don't make such a serious face. See you around.

I'm repeating the year.
I'll be in school for another year, but I don't plan on changing my ways.
After all, I am who I am. I'm not skilled enough to live a completely different life, and complaining won't change anything... I'll just go with the flow.
Heheh, I'll continue to rely on you as before.

Repeat the year? No way.
I'd rather drop out of school than attend for another year.
I don't even like school to begin with. Besides, I'm a delinquent.
Well, see ya...
But after that, things went downhill. I got into a fight with a car on the street and ended up with a three-month hospital stay.
When it rains, it pours.

Ta-da! Teacher, Mami-chan, guess what? I passed the entrance exam for a top-notch national university! Kyaa, praise me, praise me! But you know, it's not just Mami's effort. It's because you, teacher, guided me correctly. Mami-chan is so grateful. I'll come to visit you sometimes, so please do your best too!

This spring, Mami was able to pass the entrance exam for a private university. Some people might call it a second-rate university, but becoming a college girl is still a great accomplishment. From now on, Mami will have lots of fun, fall in love, study a little, and become a wonderful woman. Just a little effort won't be enough to win Mami's heart.

Mami ended up going to a women's junior college, but the school is really far away. It takes nearly three hours by train and bus from home. On top of that, I thought there would be no homework or anything in junior college, but they keep giving us assignments and making us study all the time. Wasn't junior college supposed to be a place to have fun? Sniffle, sniffle, Mami is going to cry.
Teacher, do you know what Mami is doing now? Hehehe... Mami, you know, is working as a fashion model. But for some reason, all the jobs I get are for children's clothing. I wonder why? Teacher, do you think Mami lacks the charm of an adult woman? But I do have it, right? Puhh, it's just that the people around me don't have a discerning eye.

Right now, Mami is helping with household chores, so I have a lot of free time. I wonder if someone could become Mami's cool boyfriend. We could have a meal at a sky lounge with a beautiful night view, then go for a night drive to the beach. And then, the two of us would have a conversation about love, and when the sun rises, we would share a gentle and lovely kiss...

After graduating, Mami went to an anime department at a specialized design school and is currently working on creating anime. But now, I regret it. It doesn't bring in any money, and I don't have time to play because of all the work... Puhh, my youth is being wasted. Still, if there were a wonderful man around, it would be somewhat better, but all the guys I meet seem gloomy.

I should find a boyfriend as soon as possible.

Teacher, please make a fixed deposit. You know, Mami is working at a bank. And you see, I'm sitting at the window for fixed deposits. If you deposit money at Mami's window, my job performance will improve, and I'll receive lots and lots of bonuses. So, teacher, please make a fixed deposit. It's Mami's lifelong request.

Mami's job is a secretary. I'm still in training, but I receive a good salary, and I really like that the company is located in Shibuya... However, my seniors always scold me for something. They insist that I don't change the way I speak, even though I'm just talking normally. I actually think their way of speaking is definitely strange.

Mami will definitely quit this job! Because the company I'm currently working for is terrible. Just being a little late, they deduct my salary. Even though I told them I have plans to watch a movie with my friends today and want to leave early, they insist that I must finish the task I started that day and force me to work overtime. This kind of company is definitely not suitable for me.

Haaai, teacher! How are you? Mami-chan, who debuted as an idol a year ago, is doing great!

Guess what? There's a hugely popular Broadway musical coming up, and I'll be playing the lead role in the Japanese production. Teacher, you must come and watch it!

Oh, you don't have money to buy tickets? Well, Teacher, you're still as broke as ever, huh?

Right now, Mami is actually in Africa for the location shoot of a starring film. It's incredibly vast and feels amazing, but at the same time, it's quite challenging to reach the destination.

And speaking of food, I hope they can manage something other than canned food. I'm not a dog or a cat, after all. Ah, I want to eat delicious sashimi!

Well then, see you later. Bye-bye!

Currently, Mami is on the run. I got involved in an affair with a veteran actor who has a wife and kids, and now I'm being chased by tabloid reporters.

Is this the end of Mami's shining idol career? Sniffle, I don't want that. I know! In this situation, I'll hold an emergency press conference and reveal everything, true or not, about my relationship with the older gentleman, making it seem like I was deceived.

Teacher, do you know what kind of job Mami is doing now? "I see, she's working as an AV actress. Have you seen Teacher Mami's videos? It makes (explicit language) grow bigger, you know? Ahahaha... Teacher, your face turns red. Well, because I'm innocent like that. But I actually like that side of you, Teacher. Teacher, here's a special service. Oh, you're getting a nosebleed!

Mami ended up becoming an AV actress. People often say, "How can she do such things just because she can earn a lot of money?" But Mami doesn't think it's a big deal at all. I mean, right? It's not like she's volunteering for boys across the country who don't have girlfriends. Besides, no matter how much she does it, it's not like it diminishes anything, right?

Oh no! Mami is doing AV actress work, but the story is completely different! She said it would be soft and have a gentle image, but when she went to the studio and they started filming, she ended up being tied up with ropes, whipped, and subjected to candle wax... What is this? It's not an SM video! Mami doesn't want this anymore! Please stop.

Teacher, wouldn't it be great if Mami became your wife? Are you happy? Ehehehe, Mami is so excited too!

But Teacher, you haven't forgotten our promises, right? First, the car has to be a foreign car, right? And you have to buy a 3LDK or larger apartment along the Yamanote Line, right? And we have to dine at a high-end restaurant once a week. If you break any of these promises, we'll have to break up right away, okay?

It's Mami's Wedding Planning Course! Teacher, Mami is getting married soon. So, I'll give you just one tip for planning a wedding. That is, you don't need to save money to have a wedding. Why? Because you can manage with the wedding gifts. How about that? Did you find it helpful?

Mami, I got married. My husband is a really nice person, there's nothing to complain about. But I just can't get along with my mother-in-law. Maybe it's because I'm not good at cooking and end up ordering takeout all the time, or because I can't iron clothes and always send everything to the dry cleaner. It's really strange, Mami-chan.

Puuu, why did Mami have to repeat a year? That's just cruel.

Teacher, there must be some mistake... Please say it's a mistake.

Oh, it's true, Mami really did repeat a year.

This is the worst. Teacher, aren't you responsible for this? After all, Mami did everything you told her to do. Well, Mami will hold a grudge against you for the rest of her life.

Father, Mother, please forgive your unfortunate daughter who couldn't graduate and had to repeat a year

It's true, I may have been a little more late than others, but repeating a year is just too much.

Ah, wait, no, that couldn't possibly happen.

But... Hmm, I can't think of any other reason. Could it be because I got a failing grade on an exam?

Teacher, I was able to pass the entrance exam to a top national university. I'm really grateful for your help. What's my major? Hehe... I haven't told anyone yet, but I'm thinking of becoming a teacher and entering the education department. Of course, you're my role model, Teacher. I'll do my best.

I ended up going to a private university. I was aiming for a higher rank, but I guess it can't be helped since it was due to my lack of effort. Well, it's not all about the university. What's important is what you get from it, and the real competition starts now. See you later.

I'm attending a fashion school. I was planning to learn all the skills and open my own small boutique in the future, but this school... They receive sewing jobs from outside companies and make students do all the work under the pretext of "teaching materials," and all the wages go to the school. It's the worst, it makes me so angry.

"Hehehe... Sensei, I'm currently freelancing as a tarot reader. It's great as a first step in learning about society. I can choose various professions freely. Until recently, I was working as a waitress at a café, but now I'm working for an event company. It seems like this kind of work suits me better than going to college or getting a job. Well, see you later.

Right now, I'm helping with household chores. I'm planning to carefully decide on my future path, but my mother somehow misunderstood and keeps arranging blind dates with neighborhood ladies. And the partners she finds are always completely unsuitable. It's definitely not volunteering. Don't worry, I'll find a proper husband on my own.

Actually, I ran away from home. I couldn't pursue further education or get a job, you know. So, I thought I'd take a moment to reflect on myself once again. It's not like I was feeling down, but changing my living environment is the right choice. I feel like I can see my future a bit clearer now. My life is just beginning from here, you know!

Good morning, Sensei. I've landed a job at a top-tier company. Starting today, I'm a shiny new office worker. It's all thanks to your guidance. Thank you so much. Oh no, it's already this late! I'm going to be late for the entrance ceremony. It's not a good start for my first day. Well, see you later, Sensei.

I managed to secure a position at a company that's considered a major player in the business world. But lately, I'm starting to feel like I got in through some stroke of luck. You see, all the other new hires seem to be incredibly competent right from the start. But I'll do my best too. Please expect great things from me in the future.

I did manage to land a job at a supposedly reputable company, but there's a stark difference between what I heard and what I see. Oh no, I'm running late again. ...Well, whatever. They promised a complete two-day weekend, high salary benefits, and paid vacation, but it's all a lie. There's no bonus, and there won't even be a company trip. If I knew it was going to be like this, I should have worked harder during my student days.

Hello, Sensei. Do you know what I'm doing now? Well, I'm a special effects idol. My catchphrase is 'The highly anticipated rookie who can sing, dance, and perform action.' You should watch the show I'm in, 'Space Detective Gyodon.' What? You haven't seen it? It airs every Sunday morning at 9 a.m. You have to watch it for sure. It's terrible that you're exhausted on Sundays and sleep until noon..."

I'm actually working as a special effects idol. Well, I'm not that famous because I don't appear on TV. You know those attractions they have at amusement parks? That's what I do. Hehe, but I'm the main character. It's a stepping stone for me to make a big leap forward. Please look forward to what I'll do in the future.

As a highly popular rookie, my popularity soared. They scouted me and I ended up in a small production company. Even for dangerous scenes, they don't hire stuntmen due to budget constraints. On top of that, I have to provide my own everyday clothes for non-action scenes. Despite not getting paid much, this is leading me to bankruptcy while I'm working.

In the adult video industry, a new idol has made her long-awaited debut. Her name is Mika Kato. Just kidding... The videos I appeared in amount to ten, including the latest release. They are quite popular, and my appearance fee has increased significantly. It feels like this is my true calling. But the real challenge is yet to come. I'm determined to quickly pursue the path of a professional actress. Well then, let's meet again, this time on the theater screen."

Sensei, I've become an adult video actress. Yes, Sensei, you've seen it... Hehe, don't worry, it's fine. It's all acting. I'm not actually doing those things. There are plenty of staff members around, and the atmosphere isn't one where you can take it seriously. A signature? Oh, Sensei, you really are a fan of adult videos, aren't you? Here, I'll give you a signed copy of my latest work.

This is not what I intended. I never had any intention of becoming an adult video actress... They told me that new talents must pursue a seductive image, but they used even the scenes I promised not to use, and the released video ended up in the adult section. This is fraud! I've had enough of this!

Sensei, I'm getting married! Hehe, surprised? I graduated just three months ago, and it's like a bolt from the blue. Beautiful? Thank you, Sensei. I owe everything to you for making me who I am today. I'm so grateful to you. Oh, what's wrong, Sensei? You're getting teary-eyed...

Ah, I see. Sensei, you had feelings for me. It's a shame. If only you had told me a little earlier, maybe you could have made it in time.

Father, Mother, thank you for everything. I may have been a clumsy daughter, but I'm getting married today. Just kidding, this kind of formal greeting doesn't suit me at all, does it? Dad, Mom, even though I'm getting married today, don't worry, I'll come visit you whenever I can. Hmm, this doesn't sound like me either.

Well, I'm off... Yes, this is more like me.

I got married, but my husband is completely useless. He really can't do anything when it comes to household chores. Even if he had a decent income, which he doesn't, I became a housewife and suddenly we can't even have a decent meal together. Honestly, I wish I could find a wife for him instead.

Did I fail a grade? I trusted my teacher and followed their instructions... but oh well, I guess there's nothing I can do about it. This year, I'll change my mindset and do my best. So, please take care of me again. Hehe, I'm pretty good at bouncing back, aren't I?

I failed a grade. It's a bit resistant to become classmates with the juniors I was just with, but school life is quite interesting... Well, if I just accept it, I win, right? Alright, my fighting spirit is back. Let's aim to graduate this time and give it our all.

What? I failed a grade? No way, I've put in enough effort... This must be some mistake. Yes, it has to be. Because there's no way I, who was the class representative, would fail a grade. Really, there's no mistake? This is an undeniable fact, huh... So, there's no God or Buddha in this world, huh...

Teacher, I have been accepted into a prestigious national university. Thank you so much for guiding me here, despite my less-than-perfect health. I will never forget your kindness. Please accept this small gift from me as a token of my gratitude. As for what's inside, hehe, that's the surprise when you open it... Well then, see you again, teacher.

I may not be top-tier, but I have been accepted into a private university. My goal from now on is not only to study but also to focus on improving my physical fitness. Since I don't excel in any particular sport, I'm thinking of joining a chorus circle where I can sing my heart out and exercise my lungs. Singing loudly is apparently great for your health. Well then, let's meet again at the circle's regular concert.

I have decided to attend a foreign language specialized school. However, the enthusiasm of aiming to become a trendy bilingual lasted only for the first few weeks. It turns out they immediately jumped into specialized topics instead of teaching from the basics, and I feel completely lost. I guess I'll have to put in effort from my high school days after all.

I am currently here to see the rough winter of the Japan Sea. I fell ill on the day of the entrance exam and couldn't go to university, and I felt pathetic about myself... To be honest, I even thought about ending my own life, but I decided against it. I was encouraged by the seagulls desperately flying against the strong winds of the Japan Sea. It's just one failure, it's not a big deal, right? I'll go back home tomorrow, feeling refreshed.

Long time no see, teacher. I'm currently attending a prep school. I didn't put in enough effort and couldn't pass the university entrance exam, so I decided to start over from the basics. Teacher, you still look energetic as ever, don't you? Since graduating, I've been jogging at the nearby park, and I've become much healthier than before. Next year, I'll definitely go to university and prove it. Well then, see you.

I'm working part-time at a hamburger shop. I recently switched from glasses to contact lenses, but during work, I dropped one of the lenses, and it was quite a hassle afterwards. My depth perception is slightly off, and there were moments when instead of handing something to a customer, I ended up shoving it into my mouth. Needless to say, the manager scolded me harshly. But hey, since I couldn't find the contact lens anyway...

Teacher, I was able to get a job at a securities firm. There are a lot of specialized terms, and I'm constantly feeling confused, but I'll do my best with the courage and fighting spirit you taught me. I owe all of my strength to you, teacher. If you have any questions about financial techniques, please consult with me. I won't let you suffer any losses, I promise. Well then, please excuse me.

I was able to get a job at a bank. Banks usually close at 3 pm, so I thought the work would end at that time too, but I was completely wrong. After that, I have to check all the money movements of the day and organize the vouchers. There's no room for even a one yen discrepancy, so every day is a battle with numbers. But with this job, I'm confident in managing money, and I think I can become a good wife.

I work in the planning and development department of a food company, mainly developing snacks for children. But the development process doesn't feel like making food at all. The hardest part is tasting the newly planned products. I recently tried some stinky gummies... ugh, just remembering it makes me feel sick. The snacks that never make it to the public are amazing.

Teacher, I'm now an idol. Today is my first day off in a while. I've been really busy lately, and if I can get three hours of sleep, that's good enough. I wasn't very confident in my physical abilities, but I managed to pull through. My songs are a huge hit and I'm going to appear in a drama next. Please support me too, teacher!

I debuted as an idol. Being an idol is tough behind the glamorous surface. When a new song is released, I have to go here and there for the campaign. If I meet a fan on the street, I have to put on a friendly face... But I'm considered a strong contender in this year's rookie award race, and right now, I'm very fulfilled. Everyone, please support Shizuka Nakamoto.

I am an idol.

By the way, those camera enthusiasts are really annoying. It's one thing if they only film during my performances, but they even sneak into my dressing room, waiting for the perfect moment to take a shot. The other day, I pretended not to notice and accidentally dropped a large object from above. Peeping is really unacceptable. Nakamoto doesn't tolerate misconduct like that. It sounds like a slogan for a politician or something.

Oh, teacher, I became an AV actress. Oh, you knew? It's a bit embarrassing, isn't it? But I feel like changing my living environment like this will allow me to meet a side of myself that I haven't noticed before. I used to be quite passive, right? But recently, I've been thinking that I've become brighter and more proactive. Oh no, teacher, please don't stare at me like that. It makes me lose sight of what I should do.

I work as an AV actress.

Although I have to say, the films I do have a relatively soft and tasteful image. At first, it was really embarrassing, but I realized that women have a natural talent for being shameless. After all, now I hardly have any resistance to being naked. Lately, things seem to be getting even more escalated, and I'm starting to feel scared of myself.

I became an AV actress.

I'm still keeping it a secret from my parents... If they find out, they'll disown me. I'm worried about how long I can keep it hidden, but right now, this is the only thing I can do. I regret not studying more during my school days. If only I had done that.

Teacher... It's funny to still call you "teacher" after all this time. Hehe, you... But I have to say, you still give off that teacher vibe.

By the way, it feels like it didn't take long for us to get married. Just around one week, right? It feels like a whirlwind week. "Flash marriage" seems like the perfect term for us, doesn't it? Teacher, please continue to take care of me.

After living together for four years, we finally got married. Some people around us said it was a long spring, but I believed in my husband. But what exactly is marriage? We've been living together all this time, so nothing has changed. Is it just putting a stamp on some paperwork? I plan to take our time to find the answer to that. Hehehe...

Oh, my husband... He says, "Since we got married, you've become a spendthrift." But isn't it common for wives to attend cultural schools, have tea with neighbors, and go watch plays after getting married? Honestly, my husband is so ignorant about societal norms. Doesn't he know that men are supposed to support women for a lifetime according to some unwritten law...?

Teacher, am I repeating a grade? That's just cruel. I'm going to cry, you know? Waaaah, waaaah, waaaah... Wait, I'm not repeating a grade anymore? Huh? Even so, I'll cry even harder. Waaaah, waaaah, waaaah... Wait, the grade repetition has been canceled? Still not? This time, I'll really cry. Bweeeeeeh...

I ended up repeating a grade.

Until now, I wasn't good at expressing my emotions in words, but I feel like I can do it now.

Is it okay? Here I go. Oh, um, please don't be shocked. Are you mentally prepared? Okay, this time for sure...

"Backyaro~! Give me back my youth~!"

Ah, that feels better. See you later.

I ended up repeating a grade.

Well, in that case, from now on, during every class, I'll continuously mutter resentful words in a low and small voice.

That's right, and I'll make them regret making me repeat a grade.

It's no use now. Even if they withdraw the grade repetition, it's too late for that. Here I go.

"It's frustrating, it's saddening, why do I have to repeat a grade..."

This will continue for the next year...

(Source: Original TCRF research)